こんにちは。今日は終活で使われるエンディングノートについて記載したいと思います。
エンディングノートとは
エンディングノートは、自分にもしものことがあった時に、自分や家族、周りの人たちが困らないように必要となることを記入し、備えておくものです。
終活の1つとして使われることが多いです。
自分の財産が何がどれくらいあるか、大切なものをどこにしまっているか、葬儀、医療に対する希望などの準備や整理をします。
これらの心配事やお悩みを1つ1つ解決して、整理、準備することが終活です。そしてこれからの人生をどう生きるか考え、生き生きとした暮らしを人生の最期まで続けましょう。
エンディングノートに書いておきたいこと
財産の種類、保管場所
(※法的な根拠はエンディングノートにはありません。財産の帰属先を指定されるには、別途「遺言書」は必要です)財産がどこにあるか、本人しか知らない場合も多い印象です。時々ゴミ処理場で大きなお金が出てくることがありますが、こういった問題かもしれません。
医療に関すること
延命治療や持病、飲んでいる薬、アレルギー、かかりつけ医など。ご自身の命に関わることです。突然倒れた時、適切な治療、対応ができるかで、違ってきます。
葬儀に関する事
葬儀場、遺影など
デジタル遺品
スマホ、パソコンのパスワード、サブスクで契約しているもの、ネット証券、ネット銀行の情報
最近は銀行も通帳を発行しないケースも増えてきました。相続人の方が財産を探すのに役に立ちます。
他にも、家族、周りの方へのメッセージ
自分の気持ちはなかなか伝えることができないものです。そのメッセージをもらった人たちは、ずっとそのメッセージを大切にすることができます。
作成しておくメリット
せっかく貯めた財産が行方不明になるリスクを防げる。
持病や飲んでいる薬を知らせることで、自分の命を守れる。
介護や医療の時の自分の意思を伝えることで、自分の希望に沿った対応が可能になる。
整理することで、これからの老後の生活設計、人生プランを見直せる。
どこで手に入れるか
文房具店などで販売されています。インターネットでも無料でダウンロードできるものもあります。
弊所では、無料相談に来られたお客様に無料でオリジナルエンディングノートをお渡しさせて頂いています。こちらは病院の家族会で継続的にセミナーをさせて頂いています。その中でセミナーに来て頂いた方、病院の職員さんの声をお聞きしながら、作成しています。使いやすいものになっているのではないかと思います。
どこに保管しておくか
エンディングノートは財産の内容、各種のパスワードなどが記載された重要な書類です。もしも強盗が入った時に、見つかったら、被害が拡大してしまうことになります。
一方で、自分しかわからないようなところに、しまい込んで、忘れてしまったら、せっかく作成した意味がありません。
どこにしまうか忘れないように、信頼できる人に伝えておいてもよいかもしれません。